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X-MEN:シャイア帝国の興亡 Uncanny X-men: Rise & Fall of the Shi'ar Empire(その2)

Uncanny X-men: Rise & Fall of the Shi'ar Empire (Uncanny X-Men) Uncanny X-men: Rise & Fall of the Shi'ar Empire (Uncanny X-Men)
Ed Brubaker (2007/07/25)
Marvel Enterprises
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遠い昔、ジーン・グレイと同じようにフェニックスの力を手に入れたシャイア人がいた。その者が死んだ後も、彼の剣にはフェニックスの力が宿っていた。不死鳥の剣は、その血筋を継ぐ者にしか使うことはできない。その最後の子孫がコルバスである。
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X-MENの宇宙船を急襲したコルバス。不死鳥の剣の力は凄まじく、瞬く間に倒されるハボックたち。だが同じくフェニックスの力を受け継ぐ者・レイチェルとの精神感応を経て、コルバスはX-MENが敵ではないことを理解し剣を収める。しかしその混乱の中、プロフェッサーXがシャイア人によって連れ去られてしまった。ただ一人、ダーウィンが救出に向かうが・・・

教授を救うため、X-MENは宇宙海賊スタージャマーズに協力を求める。ハボックからヴァルカンが生きていることを聞かされ、驚くコルセア。だが父親として、彼を救うことを決意する。
折も折、シャイアではクーデターが起き、女王リランドラもアラキ評議長により捕らえられていた。まずはリランドラを救出すべく行動を開始するX-MENたち。首尾よくリランドラを救い出すことに成功するが、彼女の口からクーデターの意外な首謀者の名を聞き衝撃を受ける・・・
捕らえられたプロフェッサーXは激しい拷問を受け、死に瀕していた。ダーウィンはその進化能力を駆使し、なんとか教授を助け出すが、逃走中に信じられない光景を目にする。

それは民衆の歓喜の声に迎えられる、甦った暴君ディケンの姿だった!

しかもその傍らには、ヴァルカンが・・・一体何があったのか?
デスバードと出会ったヴァルカンは、血と殺戮を求める似た者同士、たちまち恋に落ちる。そしてデスバードの導きにより、ついに捜し求める復讐の相手ディケンと対面するが、ディケンはエムクラン・クリスタルと接触した影響で植物人間となっていた。「こんな相手を殺しても、なんの名誉にもならない」とつぶやいたヴァルカンは、なんと、その能力を使ってディケンを目覚めさせてしまった。喜んだディケンは過去を水に流し、妹と結婚し王家の一員にならないかとヴァルカンに持ちかける。デスバードへの愛もあり、ヴァルカンは復讐を捨て、その申し出を受け入れたのだった。
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再びシャイア帝国を手中に収めたディケンは、ヴァルカンとデスバードの結婚式の日に、プロフェッサーXの公開処刑を行うと宣言する。今やヴァルカンとディケン、そしてシャイア帝国そのものと戦わねばならなくなったX-MEN。そんな中、レイチェルとコルバスの間には、フェニックスの導きか、新たな愛が芽生えつつあった。
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(*プレビューを翻訳したものです。クリックすると大きな画像が見れます)

X-MEN・スタージャマーズ、そしてリランドラは、将軍カールダムを味方に引き入れ、ディケンへの反撃を開始する!エムクラン・クリスタルの中に投げ込まれた教授を救うことはできるのか?そしてヴァルカンは何を企む?
意外な裏切り・・・そしてついに大きな犠牲が・・・!

(*以下、クライマックスシーンのプレビューです。大きなネタバレを含んでいるので、クリックする際はご注意ください)
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果たして戦いの行方は・・・!?この戦いでX-MENメンバーの半分は、地球に帰還できないこととなる・・・・

[感想]え~画像が多くて重いかもしれませんが、ご勘弁を。ひさしぶりにプレビューを翻訳してみましたが、いかがだったでしょうか?これが面倒は面倒なんですが、やりだすと翻訳家気分を味わえて、意外に楽しい(笑)。文章だけの紹介のほうが楽は楽なんですけどね。
さて本作の感想なのですが、う~ん、難しい。確かにEd Brubakerの筆致は相変わらず確かで、ウォーパスのようなB級キャラや、コルバス・ダーウィンなどの新キャラも、それなりに魅力的に描けています。Billy Tanのアートも流麗でカッコ良く、クオリティは高いとは思います。しかしその一方で、ハボックやナイトクローラーなどお馴染みのメンバーが今ひとつ影が薄く、少々寂しい気が。
しかし何故クライムアクションを得意とするBrubakerが、こんなスペースオペラを描いたのでしょうか?
インタビューによると、Brubakerは子供の頃、クレアモントやコックラム、ジョン・バーン時代のX-MENの大ファンだったそうです。そう言われてみると、シャイア帝国・皇帝ディケン・エムクランクリスタルなど、懐かしい単語が並んでいます。「ダークフェニックス・サーガ」などが好きな人には、お勧めかもしれませんね。(一方で彼は90年代のX-MENに関しては関心が薄いようで、「ガンビットってなんであんなに人気あるの?」「実は僕、いまだにケーブルって誰だかわからないんだ」などと、ファンが卒倒しそうな発言をしています)

結局このエピソードでは事件は解決せず、一人の巨大なヴィランが誕生したところで終わります。この点を不満に思う人もいるでしょう。スターウォーズで言えば「帝国の逆襲」か、アナキンがダースベイダーになったところというか(まあヴァルカンは元々暗黒メンな奴だけど)。ここで蒔かれた種が、後の壮大なバトルへの複線となるのか、まずは見守っていこうと思います。
★★★


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X-MEN

X-MENX-メン(エックスメン、''X-men'')は、マーベル・コミック刊行のアメリカン・コミックに登場するヒーローチーム、またそのコミックのシリーズの名。1963年に、原作スタン・リー、作画ジャック・カービーによる『X-Men #1』で初登場した。最初はあま

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はじめまして

はじめまして。緑の北極星と申します。
少し疑問に思ったのですが、バルカンが本当にコルセアの息子なら、コルセアに対してもハボックに対してもミュータント攻撃は無効になるんじゃないでしょうか…?
ミュータントパワーが利かず、拳と拳で語り合う親子を期待していたので、ちょっとだけがっかり…(笑)
続編も出るようですし、そちらでは兄弟のぶん殴り合いを期待しています。(ハボック負けちゃいそうですが)

>緑の北極星さん

はじめまして、書き込みありがとうございます。
ヴァルカンのパワーについてですが、明らかに彼のパワーはサイクロッップスやハボックより上で(なにしろ生身で宇宙を飛んでくぐらいですから)、しかも血のつながりのある相手にも効果があるようです。
「Deadly Genesis」の時は、 ダーウィンら、かつてのチームメイトの能力を吸収したために強力なパワーを持ったことになってましたが、レイチェルによって分離された後も強力なままなので、何か他にも理由があるのかもしれません。赤ん坊の時にシャイアに遺伝子をいじられたのかも・・・
そのうち何か、彼のパワーの秘密が語られるかもしれませんね。
>そちらでは兄弟のぶん殴り合いを期待しています。(ハボック負けちゃいそうですが)
兄貴の貫禄を見せてほしいですね(笑)。しかし、長男は何をやってるのでしょうか・・・
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