ガンビット、マロウダーズ入り!?
アルティメットスパイダーマンTPB紹介の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします(笑)。
元X-MENのガンビットが、マロウダーズに参加することが判明しました。上の絵は間もなく発売される「X-MEN #100」のヴァリアントカバーなのですが、スカルプハンターらにまじって、確かにガンビットの姿があります。マロウダーズといえば、かの「ミュータント・マサカー事件」において、NYの地下に住むミュータントたち、モーロックスを大量殺戮したことで知られる、悪名高い暗殺集団。後に彼らを操っていたのがミスター・シニスターであること、そして彼らを集めるのに一役買っていたのがX-MEN加入前のガンビットだったことが判明したわけですが、当時のガンビットはマロウダーズが虐殺を始めると止めに入り、彼らとは決別しています。そんな忌まわしい存在のマロウダーズに、何故?と思われる方に、これまでの簡単な経緯を説明しましょう。
ご存知の通りローグと恋仲だったガンビット、ある日それなりに上手くいっていた二人の仲を、揺さぶる出来事が。ローグの養母だったミスティークが、一人の若者を連れXマンションを訪れました。彼の名はパルス。触れることで相手のパワーを無効化する能力を持つ、ミュータントでした。「彼が相手なら、キスだろうが何だろうがやりたい放題よ。こっちにしなさい」とそそのかし、ガンビットに対しては「あんた、ローグの幸せを考えるなら、いさぎよく身を引きなさいよ!」と圧力をかけます(嫌なおばちゃんですね)。イジけたガンビットは、ちょうど復活して下僕を募集中だったアポカリプスの元へ。よせばいいのに、黙示録の四騎士フォー・ホースメンの一人、デスに改造されてしまいます。
この暴挙には、他のX-MENも怒るより呆れ顔。結局アポカリプスは敗れ去り、主を失ったガンビットは、同じくフォー・ホースメンに改造されたサンファイア(こちらは両足が不自由になって絶望してたところを、付け込まれた)と共に彷徨っていたところを、ミスター・シニスターに声をかけられたのでした。
ミスター・シニスターがマロウダーズを操って何を企んでいるかは、まだわかりませんが、ハウス・オブ・M事件で大幅に数が減ったミュータントをさらに間引きしようというのでしょうか?どちらにしろ、こんな集団に参加したガンビットの将来が心配です。とりあえず顔色は良くなったようですが。
しかし、他にもこの間までローグのチームにいた、レディ・マスターマインドやオメガ・センチネルの姿が見えますね。あまり長持ちしないチームだろうとは思ってましたが、もう解散なんでしょうか?
ガンビット転落の過程はこちらのTPBで。
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