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X-MEN レガシー #269 レビュー

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X-Men Legacy #269
Story by:Christos Gage Art by:David Baldeon
Wed, June 27th, 2012/Marvel Comics

 『AvX』タイイン!アベンジャーズ VS X-MEN 記事リスト

<ストーリー>
 中国。ローグアイスマンは、フェニックスファイブの一人・マジックの助力の下、荒れた大地の開拓に取り組んでいた。彼らは、自分たち普通のX-MENも、世界をより良き場所にするために働けることを喜ぶ。人々も彼らに感謝し、受けいれてくれている。フェニックスの加護により、ミュータントはもはや脅えることなく、夢を現実にすることができるのだ。

 マジックたちと別れニューオーリンズに向かったローグは、救難信号を受け現場に向かう。
 しかし、そこに待っていたのはアベンジャーズミス・マーベルだった。
「待ち伏せだ」
 とっさに反応したローグは、ミス・マーベルに先制の一撃を加える。
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 彼女たちには、過去に深い因縁があった。ローグは長い間、ミス・マーベルの能力と記憶を持っていたが、現在は失われている。今持っているのは、アイスマンのパワーだけ。それも上手く使えるかはおぼつかない。このままでは不利だ。ローグは再びミス・マーベルに触れて、そのパワーを吸収しようとする。
「よくもそんなことを!」
 ミス・マーベルの瞳が、怒りに燃えさかった。
「それをやるの?あなたがそれを?過去に私へしてきたことの後に?」
 ミス・マーベルのパワーを得たローグ。同じ超人的なパワーを持つ二人の戦いはエスカレートする。
「あんたが待ち伏せした、これは戦争よ、シュガー。文句は無いでしょ」
「私はただ、話がしたかっただけよ。フェニックスがどれだけ危険なのか、わからないの?」
 戦いながら、ミス・マーベルはローグを説得しようと試みる。

「あなたのチームメイトたちは本当に、かつてと同じ人なの?今は、彼らも普通の人間がどういうものだったか憶えているでしょう。苦しみ、夢見、挑戦し、失敗する。でも、彼らがそういうことを忘れた時、何が起きる?人々が、何か新しい争いの種を見つけた時、何が起きる?私たちが、恩知らずに、分別なく、利己的に振る舞いだしたら、彼らは、自分たちもそうだったことを憶えていて、我慢してくれるかしら?それとも、心を書き換え始める?あるいはもっと酷いことを?
 昔の『トワイライトゾーン』(SFテレビドラマ)に、神の力を手に入れた子供の話があるわ。みんなが彼の望む通りに行動する。なぜなら、そうしなければ、トウモロコシに変えられてしまうから。あなたの友だちが、人々をトウモロコシに変えたいと思い始めるまで、あとどのくらい?それとも、もうそう思い始めている?
 あるレベルでは、あなたもわかっているのよ。あなたは怒りのまま、やみくもに戦っている。わかるわ、いつもあなたが求めていた人生が、手に入ったんだもの。あなたは求めていた。受けいれられること、役に立つこと、世界を良くするための力になることを。でも、あなたは本当には手に入れていない。それは嘘よ。あまりに簡単すぎる。それを与えた者は、奪うこともできるのよ」

 ローグは反撃し、また反論した。
「黙りなさい!フェニックスファイブは、その力を得てから、良いことしかしていないわ。彼らはあなたたちアベンジャーズがどうしようもできなかった問題を、解決してきた。仮にあなたが正しかったとしても……世界を良くしているのは、フェニックスの力を持った5人だけじゃない。X-MENも一緒よ。もし何か間違いが起きたら、彼らが人間性を失い始め、人々を助けるんじゃなく傷つけ始めたら、私たちが彼らを止める。私が彼らを止めるわ。なぜなら、私たちはX-MENだからよ。それが私たちの役目。たとえどんな相手でもね」

 激戦の末、ミス・マーベルを川に叩きこんだローグは、アイスマンのパワーを全開にして彼女を凍らせ、かろうじて勝利した。ローグはマジックに「捕虜を一人捕らえた」と連絡する。が、ミス・マーベルは、なおもローグを説得しようとする。
「ローグ……聞いて、これは待ち伏せじゃなかった。私はあなたを嫌ってはいないわ。ここ最近はね。実際、あなたが通ってきた道に感心しているの。私は他のX-MENの誰よりも、あなたのことをよく知っている。私はただ、私が伝えねばならないことを、本当に聞かせたい人に話したかっただけよ」
「言いたいことは、言ったでしょ」ローグはそっけなく答える。
「ええ、でもあなたが本当に聞いたとは思えない。私はあなたとこうして会うのが危険なのはわかっていた。でもあなたが私が言ったことを後で考えてくれるなら、その価値はあるわ。彼らに注意しなさい、ローグ。兆候を見るのよ。もう既にあるはずだわ。もし私と……私たちと同じ物が見えたら、その時は約束を守って。行動して。眼を開く必要があるわ。見るのよ、手遅れになる前に……」

 そこにテレポートで、マジックが現れる。
「よくやった、ローグ。この者は野放しにしておくには危険すぎる。彼女を、もう問題を起こせない場所に閉じこめよう」
「ユートピアの刑務所で、彼女を閉じこめておけるとは思えないけど」
「新しい施設がある。私が自ら作った。既に彼女のチームメイトの何人かを、そこに送ったよ」
「アベンジャーズたちを一つの刑務所に?気を悪くしないで、あなたが建てたのはわかったけど、でも……」
「いや、建てたのではない。私は作ったと言ったのだ。私はリンボ界の一部を、地球に持ってきたのさ。リンボからは簡単に逃れられない。信用しろ」

 ロシア。ベルホヤンスク山脈(シベリア北東部)。テレポートでやってきたマジックたち。下には火山が口を開ている。だが様子が変だ。
「約束しよう、ローグ。これ以上、安全な場所はこの星のどこにもない。そう心配そうな顔をするのはよせ、何も問題は無いさ」
 マジックは笑みを浮かべると、ミス・マーベルを火口に放りこんだ。
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 そこに広がっていたのはリンボ界。悪魔たちが巣食う、正に地獄。
 その光景を見た時、初めてローグの胸に、疑問が芽生えた……


<感想>
 アベンジャーズとX-MENの戦いなら、当然このカードはないとねという二人の激突。
 戦いながらの生討論会みたくなってたな。要約しようとすると、かえって面倒くさいので、ダラダラ書きました。長くて、どーもすいません。

 ミス・マーベル(キャロル)とローグの因縁の始まりについては、翻訳の出ている『アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!』を参照。
 キャロルはローグに能力と記憶を奪われ、一方のローグもキャロルの記憶が頭から離れず、助けを求めてX-MENに加わることに。
 そんなこんなで、顔を合わせれば喧嘩してるような二人だけど、記憶を共有してたこともあり(ローグは一時、キャロルの人格に乗っ取られていたこともある)、なかなか一筋縄ではいかない関係。しかし「嫌ってない」とのキャロル姐さんの一言を聞けたのは、ちょっと良かったかな(てっきり、一生許してくれないものかと)。

 マジックの作ったリンボ界の牢獄が初登場、メインシリーズだと#9で出てきます。このエピソードは#6と7の間に発売されたものなのだが、時系列的には少なくとも#7でアベンジャーズが行った、かく乱戦よりは後と思われる(その時に捕虜になって、リンボ界に放りこまれたと思われるアベンジャーズが数名いるので。さて、誰と誰かな?)。リンボ界がいかに恐ろしいところかは、次の回で語られます。
 さて、果たしてローグは、ミス・マーベルの忠告通り、フェニックスファイブと戦うことになるのか!?

<評価>7.2

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