X-MEN レガシー #267 レビュー
X-Men Legacy #267
Story by:Christos Gage Art by:Rafa Sandoval
Wed, May 30th, 2012/Marvel Comics
『AvX』タイイン!→アベンジャーズ VS X-MEN 記事リスト
<ストーリー>
アベンジャーズとX-MENの戦争が起こる中、ジーングレイ学園のミュータントたちは自分たちも戦いに参加すべきかどうか迷っていた。しかしそこに監視の目的で、ファルコンらアベンジャーズの一団が学園に現れたため、結局戦いが起こってしまう……(X-MEN レガシー #266)
シーハルクの怪力を吸収し、アベンジャーズに挑むローグ。だがそこに、アベンジャーズの援軍、アイアンマンが現れた!相手に触れねばならないローグのパワーは、鋼鉄のアーマーで全身を包んだアイアンマンには効果が無い。
キャノンボールが向かっていくが、アイアンマンはソニックウェーブで一蹴する。最も強力なX-MENの一人であるキャノンボールがあっさり倒されたことに、危機感を覚えるローグ。このままでは、アイアンマン一人に、全員が倒されかねない……もはや手段を選んでる余裕は無い。
ローグはまず、ミミックと戦闘中だったファルコンに飛びかかり、能力と意識を奪う。鳥を操る能力でアイアンマンをかく乱すると、その間にシーハルクも、能力を奪って倒す。しかし、同時にシーハルクの怒りの感情も吸収してしまったローグは、仲間のフレンジーに殴りかかってしまう。
一方、ガンビットとムーンナイトの戦闘は、ガンビットの優勢に進んでいたが、追い詰められたムーンナイトは意外な行動に出る。ローグに飛びかかり、自ら能力と人格を吸収させたのだ。
ムーンナイトは、多重人格者だった。頭の中でわめきだす幾つもの声に、さらに混乱し、戦闘不能に陥るローグ。
ガンビットが、ローグを救うためアイアンマンに挑むが、広範囲ビームの前に倒されてしまう。それを見たローグは、怒りにまかせアイアンマンを攻撃する。しかし自分を制御できていないことに気づいた彼女は、相手を殺してしまうかもしれないと躊躇う。
そこに、事態を聞きつけたキティが現れ、透過能力でアイアンマンのアーマーの機能をショートさせようとする。しかし、アーマーには既にキティの能力への対策が施されており、効果が無い。だが、キティはある事実に気づく。
アーマーの中には、誰もいない。トニー・スタークはいない。これは、A.I.かリモートコントロールされた、ただのマシーンだ。もはや手加減はいらない。
ローグは、頭の中の声を気合で押さえつけると、アイアンマンに全力の一撃を見舞った。
「私はローグよ!私はX-MANよ!」
ローグはアーマーをバラバラに破壊し、戦闘に終止符を打った……
X-MENは、気を失ったアベンジャーズたちを自動操縦のクインジェットで送り返す。これからどうするのか?ローグは言った。
「レイチェルとアイスマンに連絡して。私たちも参戦すると」
ガンビットは本当にそれで良いのかと、念を押す。
「私が恐れていたのは戦いじゃない。自分自身よ」
ローグは自分たちの未来を自らの手で掴み取るために、アベンジャーズと戦う決意を固める……
<感想>
ジーングレイ学園を舞台に行われる、もう一つのAvX。
しっかし、アイアンマン無双すぎるなあ。しかもトニー本人は、アベンジャーズタワーでフェニックス・キラー作りながらの片手間仕事で、この始末ですよ。最後ローグが倒してくれて良かった。さすがにこんなんに完敗したら洒落にならん。
個人的に贔屓にしてるムーンナイト。キャップやスパイディの人格がローグに移ったようだが、あれ?個人誌のほうで、彼らの人格はウルヴァリンの人格に殺されて消えたんじゃなかったっけ(何を言ってるかわからないって?私もわからない)。まあ、ムーンさんだから何でもありか。
今回は戦いがめまぐるしく展開し、なかなか面白かった。ただ、チャンバーやハスクら『Generation X』組が、戦闘に参加しなかったのは少々残念。
さて、ラストで参戦を決意するローグたちだったが(ちなみに、少なくともキティは学園に残った模様)、結局この後アベンジャーズとの戦いで姿が見られたのは、レイチェル、アイスマン、ガンビットのみ。他の連中は、結局間に合わなかったというオチですか?遅かりし由良之助……
<評価>8.5
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キャノンボールが向かっていくが、アイアンマンはソニックウェーブで一蹴する。最も強力なX-MENの一人であるキャノンボールがあっさり倒されたことに、危機感を覚えるローグ。このままでは、アイアンマン一人に、全員が倒されかねない……もはや手段を選んでる余裕は無い。
ローグはまず、ミミックと戦闘中だったファルコンに飛びかかり、能力と意識を奪う。鳥を操る能力でアイアンマンをかく乱すると、その間にシーハルクも、能力を奪って倒す。しかし、同時にシーハルクの怒りの感情も吸収してしまったローグは、仲間のフレンジーに殴りかかってしまう。
一方、ガンビットとムーンナイトの戦闘は、ガンビットの優勢に進んでいたが、追い詰められたムーンナイトは意外な行動に出る。ローグに飛びかかり、自ら能力と人格を吸収させたのだ。
ムーンナイトは、多重人格者だった。頭の中でわめきだす幾つもの声に、さらに混乱し、戦闘不能に陥るローグ。
ガンビットが、ローグを救うためアイアンマンに挑むが、広範囲ビームの前に倒されてしまう。それを見たローグは、怒りにまかせアイアンマンを攻撃する。しかし自分を制御できていないことに気づいた彼女は、相手を殺してしまうかもしれないと躊躇う。
そこに、事態を聞きつけたキティが現れ、透過能力でアイアンマンのアーマーの機能をショートさせようとする。しかし、アーマーには既にキティの能力への対策が施されており、効果が無い。だが、キティはある事実に気づく。
アーマーの中には、誰もいない。トニー・スタークはいない。これは、A.I.かリモートコントロールされた、ただのマシーンだ。もはや手加減はいらない。
ローグは、頭の中の声を気合で押さえつけると、アイアンマンに全力の一撃を見舞った。
「私はローグよ!私はX-MANよ!」
ローグはアーマーをバラバラに破壊し、戦闘に終止符を打った……
X-MENは、気を失ったアベンジャーズたちを自動操縦のクインジェットで送り返す。これからどうするのか?ローグは言った。
「レイチェルとアイスマンに連絡して。私たちも参戦すると」
ガンビットは本当にそれで良いのかと、念を押す。
「私が恐れていたのは戦いじゃない。自分自身よ」
ローグは自分たちの未来を自らの手で掴み取るために、アベンジャーズと戦う決意を固める……
<感想>
ジーングレイ学園を舞台に行われる、もう一つのAvX。
しっかし、アイアンマン無双すぎるなあ。しかもトニー本人は、アベンジャーズタワーでフェニックス・キラー作りながらの片手間仕事で、この始末ですよ。最後ローグが倒してくれて良かった。さすがにこんなんに完敗したら洒落にならん。
個人的に贔屓にしてるムーンナイト。キャップやスパイディの人格がローグに移ったようだが、あれ?個人誌のほうで、彼らの人格はウルヴァリンの人格に殺されて消えたんじゃなかったっけ(何を言ってるかわからないって?私もわからない)。まあ、ムーンさんだから何でもありか。
今回は戦いがめまぐるしく展開し、なかなか面白かった。ただ、チャンバーやハスクら『Generation X』組が、戦闘に参加しなかったのは少々残念。
さて、ラストで参戦を決意するローグたちだったが(ちなみに、少なくともキティは学園に残った模様)、結局この後アベンジャーズとの戦いで姿が見られたのは、レイチェル、アイスマン、ガンビットのみ。他の連中は、結局間に合わなかったというオチですか?遅かりし由良之助……
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