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ウルヴァリン & The X-Men #3 プレビュー&レビュー(その1)

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Wolverine & The X-Men #3
Story by:Jason Aaron
Art by:Chris Bachalo
Marvel Comics
Wed, December 21st, 2011

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二週間前…アベンジャーズのクインジェット。
「すまない、なんだって?」キャプテンアメリカウルヴァリンの言葉に耳を疑っていた。
「ウェストチェスターに学校を再建する。俺が運営するんだ」
「聞き間違いじゃなかったか。おい、またマインドコントロールされてるんじゃないだろうな?」
「ジョークじゃないぜ、キャップ」「驚いただけさ。君とサマーズが仲違いしたとは聞いてたが、それは予想してなかったな」
「あんたに、どちらか選べとは言ってねえ。ただちょっと頼みがある」
君はアベンジャーズだ、ローガン。もちろん我々にできることなら、何でもするぞ」
「それを聞いて嬉しいぜ」
クインジェットがアベンジャーズタワーに着艦する。デッキに下りた二人の前に、レイチェル・グレイに連れられた一人の少年の姿があった。頭には巨大な機械がついている。少年の危険なパワーを制御するためだ。驚くキャップ。
「あれはクエンティン・クワイアだな。世界の国々の3/4からテロリストと見なされている少年だ」
「ああ」
「だがどうやら、君には彼を引き渡す気は無さそうだな」
「ああ」
各国の高官をテレパシーで操りプライベートな秘密を暴露して、世界中からテロリストと見なされていたクワイアは、ユートピアに姿を現し、のうのうとX-MENに保護を求めた。ウルヴァリンは反対したが、サイクロップスは「ミュータントはミュータントによって裁かれるべきだ」と判断し、キャップ(現在、アメリカの治安を守るトップの地位にいる)に対してもクワイアの存在を秘密にすることに決めた。その後、サイクロップスと決裂したウルヴァリンは、ユートピアを去る際に、半ば強引にクワイアを連れ出したのだ。(『X-Men: Schism』)
ウルヴァリンは筋を通すため、クワイアの処遇について、まずはキャップと話すべきだと考えたのだろう。

「奴は自分の引き起こした騒動の償いをしなけりゃならねえ。信じろよ。俺以上に償いを求めてる人間はいないぜ。だがな、このガキをどこかに監禁したところで、ただ怪物を作るだけだ。それもオメガレベルの怪物をな。もう一度だけ、奴にやり直しのチャンスをやってほしいんだ」
「彼のパワーはテレパスだったな」
「ああ、他人の心を操る強力な力を持ってる」
「突然、君の顔面をシールドで殴りたい衝動に駆られてるのは、そのせいかな?」
「そう願いたいね。奴が過去にテレキネシスでやったことを考えりゃ、正直に言ってあのガキに何が出来るか、本当にはわからねえよ」
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「手に負えないように聞こえるが、どうするつもりか考えはあるのか」
「レイチェル・グレイがいる。世界最強のテレパスの一人が、奴を見張ってる。だが最終的には…
あのガキについちゃ、俺が全責任を取る
「で、私にNOと言うことは許されてるのか?」
あんたはキャプテンアメリカだ。何だって好きなようにできるさ」

結局、キャップは一週間ごとにレポートを入れる、何かあったらアベンジャーズが対処するという条件付きでクワイアの処遇をウルヴァリンに委ねたのであった。そして去り際にこうつぶやいた。
「ウルヴァリン教授ね…こりゃ驚きだ」

「それで?次の駅は刑務所かい?」
しかし当のクワイアは更生の機会を与えられて、素直に感謝するようなタマではない。
「ウルヴァリンのいたずら坊やの集う家ね。第三幕のシーンが待ちきれないよ。あんたの愛のムチが、俺の頑なな態度の下にある、おびえた愛らしい小さな少年の心に届くってわけだ。きっと涙が止まらないぜ。何ならドラマをすっ飛ばして、今ここで抱き合うかい?」
うるせえ、頭を切り落とすぞ。そんな愛のムチはどうだ?」
「効果テキメンだね」

「WAXM #3」の冒頭、ウルヴァリンとキャプテンアメリカの会話シーンでした。面白かったので、ほぼ全訳しちゃったよ。ウルヴァリンが学校始めることについて他のヒーローのリアクションに興味があったので、このシーンは嬉しかった。この部分のアートは、DUNCAN ROULEAU。

ローガンとスティーブは第二次世界大戦以来の付き合いで、お互いに相手に対して一目置いてる感じがして面白い。ローガンがアベンジャーズに加入して以来、絡みが増えてるしね。シビルウォーの際、キャップが一度死んで甦った時には、お祝いに二人で飲みに行ったりもしている(この時の会話も面白いんだが、また次の機会に)。
ちなみに、X-23がX-MENに加わる際も、キャップは殺人マシーンのX-23を危険な存在と見なし拘束しようとしたが、結局ローガンを信用して任せている(『X-23: Target X』)。信頼度高いなあ、ローガンさん。

てなわけで冒頭だけで力尽きたので、この項続く。


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No title

この二人の関係って良いですよね
普段から一緒にいるわけでも無いけど理解しあってて、同時にライバルでもあるみたいな感じで
シビルウォーでキャップが死んだときもローガンはキャップがいつ帰ってきても良いように動いてましたし

本来ならその位置にいるべきなのは某バイザーなんでしょうがw

Re: No title

コメントありがとうございます。私もこの二人は大好きなので、
もっとチームアップしてほしいと常々思っています。

>某バイザー
同じリーダー稼業ですしね。とはいえキャップから見たら、まだ
若造にしか見えないかもしれません。
ヒロイックエイジのワンショットで会話した時も、「SON(若いの)」って
呼んでましたし。
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