映画「スパイダーマン3」感想
遅ればせながら、映画「スパイダーマン3」を見てきました。まず良かったところと悪かったところを。
[GOOD!] サンドマン、調子に乗ってるシーンのトビー・マグワイア、ラストバトルのチームアップ、大家とその娘、いんちきフランス人役のブルースキャンベル、JJジェイムソン(彼はいつも最高だ!)
[BAD!] ヴェノム、グエン、ブラックコスチューム、脚本
う~ん、残念ながら見る前に危惧していた通り、少々詰めこみすぎな映画になってしまいました。特に前半はサンドマン・ヴェノム・ハリー、三人の悪役の物語が乖離しているので、三本の映画を無理やり一本にしたような印象になってしまっている。グエンも、MJに当てつけるためだけに出てきたような感じで、父親のキャプテンステイシーと共に、これなら出ないほうが良かったような。
ただ場面場面では面白いシーンがあるのも確かで、特にサンドマンの特撮は力の入れようがわかる出来で圧巻でした。しかし、それに比べてヴェノムのショボさは・・・
まさかサンドマンのほうがヴェノムより強そうに見えるとは、思いもしなかった・・・・
ヴェノムファンは納得いかないだろうなあ。ブラックコスチュームも、できれば原作のを再現してほしかったかな。
とりあえずピーター・MJ・ハリーの関係という一作目からの話の軸を見失わなかったおかげで、かろうじて映画としてまとまった感じ。「2」の完成度には遠く及ばなかった。点数をつけるなら、ギリギリ合格の60点か。
ともあれスタッフ・キャストはお疲れ様。特にトビー・マグワイアは、やはり最高のピーター・パーカー役者だったと思う。今作でもブラックコスチュームの影響でノリノリになってるシーンでの、どうしようもないダサさは最高でした。他は変えてもいいけど、トビーとジェイムソン役のJ・K・シモンズだけは変えてほしくないなぁ。
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